幼児の発達の模範解答

ムスメ、家庭科の授業で「幼児の発達について」学んだらしい。

テスト範囲だが、「納得がいかない」と、

渋い顔をしていた。

ムスメが見せてきたのは、授業でやった例題。

カブトムシを手に持って嬉しそうにしている子供の写真

その横に、問いと模範解答が書かれている。

問一 この子供はどんな気持ちでしょう?

問二 どんな言葉をかければよいでしょう?

問一の模範解答

「カブトムシを捕まえて、嬉しい。」

ムスメの解答

「なんていう甲虫だろう?暑い。」

問二の模範解答

「何をとったの?カブトムシ?すごいね!よく見つけたね。」

ムスメの解答

「ストレスをかけると虫の寿命が縮んでしまう。微生物もたくさんついていて汚いから、放して手を洗いなさい。」

はい、試験だったら、アウト~。

要するに、模範解答は、「子供の視点に立って興味を示し、また興味を促し、褒める」という事らしいが、

ムスメ曰く、

「みんながこんなふうに言うわけない。」

「カッコいいと思ってる子に可愛いと言えば傷つくだろうし、相手が仮に発達障害の子だったら確実に声掛けは違う。」

「虫博士の子にこんな声掛けをしたら、軽く3時間は虫について語られてしまうだろうし、そもそもいろんな人がいるのに『模範』がある意味が分からない。」

と。

このての課題は、ムスメにとって、

どれだけ勉強しても、どれだけ教えても、無駄だ。

発想が、いやいや、頭の作りが初めから違うんだから。

「教科書にはどう書いてあったか?」

を問われている問題だと理解するしかないのだ。

でも、

ムスメの解答はひとまず置いておいて、

私は、ムスメが正しいと思う。

いろんな人がいて、いろんな声掛けがある。

その中でいろんなことを学ぶんじゃないの?

「興味を持ち、興味を促し、褒める」ってそりゃお手本みたいな声掛けだと思うけど、

世の大人がみんなそんな声掛けをするとしたら、ちょっと気持ち悪い気がする。

もちろん、お手本を学ぶことも大事だと思うんだけど、、、。

さらに、ムスメは違う例題にも異議があった。

問 子供の身体の発達の順序を答えなさい。

解答 首座り→寝返り→お座り→はいはい→つかまり立ち→一人歩き

「寝返りを全くしない子もいる!ママみたいに、ハイハイをせずにいきなり歩くやつもいる!」

(私はハイハイせず、9カ月からがんがん歩いて走って、1歳で関節炎になった人)

問 (    )ごろ、二語文を話すようになる

解答 2歳ごろ

「ムスコは2歳の頃にはベラベラしゃべっとったやんか!」

(ええ、2才の頃には二語文どころか、悪態をついてましたよ。)

要するに、ムスメがいちばん引っ掛かっているのは

「全部、『定型の子』っていう前提やんか!」

ということだ。

「いろんな子がおる。いろんな人がおる。決まった形になんかならん。」

「発達の速さには個人差があるって書いてはあるけど、順序に個人差があるとは書いてない!!」

自分を否定されているように思うのだろうか?

それとも、ただ、

ひとくくりに出来ない、様々なパターンをすっ飛ばされているのがAIもどきとしては納得できないのか。

たぶん、後者だと思うが。

ムスコだったら、おそらく前者で引っかかるな。

学生時代の私だったら、

たぶん「教科書になんて書いてあったか」をすんなり受け入れていると思う。

もしくは、「どんな答えが求められているか。」を考えただろう。

けど今の私は、

ムスメ同様、なんかモゾモゾする。

後半の問いは、「一般的には」と理解できるが、

最初の問いに関しては、

『模範』であるのは分かるけど、『正解』があるとは思えない。

あぁ。私がこんなだから、子供達もひねくれるんだな。

でも、発達障害があり、

周りの子といろんなことが違う我が子を

肯定して受け入れてきた現実と、

この『模範』の在り方はどうしても合致しない。

発達障害の子はいっぱいいる。

でも、やっぱり「例外」なのかな?

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