思春期早発症・検査祭りの日

そして検査の日がやってきた。

朝一で病院に入り、

まず尿検査から。

「オレは尿検査は嫌いなんだ。」

とブツブツ言うムスコを

『そうだねー。好きな人、あんまりいないんじゃないかなー。』

と適当になだめる。

文句を言いながらも、男子トイレに向かい、ちゃんと検体を出してきてくれた。

おー。いつの間にか、一人で尿検査できるようになってたんや。

すごいすごい。

そんなことにしみじみと成長を感じる私。

午前中のメインは様々な血液検査だった。

スクリーニングの他に、

負荷検査といって、

薬を入れてから30分おきの数値を調べるもの。

なので、手の甲に血液を採取する管をつけて、時間までひたすら待つ。

30分、60分、90分、、、。

注射が好きなムスメと、嫌いなムスコ。

処置をしてもらって、「面白かった」と言って出てくるムスメと、

「痛いんだけど、なんか痛いんだけど、、」と疲れた顔で出てくるムスコ。

2人とも、手の甲には可愛いくまちゃんのテープ(笑)

もうずいぶん大きな子供なのにと、なんだかおかしい反面、

相変わらず可愛い物好きのムスコは、

このくまちゃんにだいぶ癒されたに違いない。

病院で待つことには割となれているムスメとムスコ。

我が家は、待ち時間のスマホやゲームは推奨していないので、

基本、本やお絵かきで時間を潰す。

それでも、持ってきた本やらを全部読みつくしてしまい、お絵かきも飽きてしまったころ、

2人はふと、小さい赤ちゃんに囲まれていることに気付いた。

小児科だしね。

赤ちゃんが大好きなムスコは、

あっちを見ては「かわい~ね~。」

こっちを見ては「かわい~ね~。」

と機嫌を取り戻す。

ムスメも、隣にいた子を必死に笑わせようと、

変顔したり、隠れて飛び出したり。

よく笑ってくれる子だったので、

ムスメもムスコも調子に乗って完全に不審者だった。

「子供=細菌やウィルスの温床」という暗示にかかっているムスメだが、

最近小さな子を見て、「かわいい」と言うようになった。

ムスメの中で何があったのかは分からないが、

嬉しい変化だ。

幼稚園~小学校低学年の子供は、相変わらず生物兵器だと思っているみたいだけど、、。

更にムスメは、採血タイムの度、

また先生と看護師さんを質問攻め。

ムスメ「なんで最初の方透明なんですか?血清ですか?」

先生「これはさっき入れた生理食塩水だよ。血が固まらないように入れるんだよ。」

先生「これから遠心分離器にかけたら、血清と血餅に分離するんだよ。」

ムスメ「なるほど、じゃあ最初に抜いたやつは破棄ですね。」

先生「そうそう。」

と、今回もそれはそれは丁寧に説明してくださる。

ムスメは、

「先生の話、すごく面白い。医者も面白そうだな。」

「あ、でも、私は不注意だから、外科とかやったらえらいことやでー!」

と、自分で言って自分でゲラゲラ笑っていた。

この人のツボはよく分からない。

血液検査が終わって、次のMRIまで微妙に時間があった。

外に出てお昼ごはんを食べる程の時間はなく、

ムスメは「コロナが怖い」と渋ったが、

病院でご飯を食べることに。

幸い食堂はピーク前ですいていた。

しかも、ボリュームがあり、コスパも良く、

そして何より美味しかった!!

エビフライめっちゃ美味しかった!!

おばちゃんも優しかった!!

待つのに疲れ果てていたムスコの機嫌も一気に回復し、

いざ、午後の検査へ!

とはいえ、午後のMRIまで、それでも1時間ほど時間ができてしまった。

「また待つの~」

とムスコ。

お天気も良かったので、病院の周りを散歩しようと提案したものの、

ムスメに「何のために?」と冷たく拒否された。

結局検査受付でまた待つことに。

と思ったのだが、

たまたま時間がよかったらしく、すぐに撮っていただけることになった。

有り難い!!

まずはムスメが中に入り、

なかなか出てこないので焦りだすムスコ。

「ねぇねまだなの?大丈夫なの?」

やっと呼ばれて、着替えをして、ようやく入場。

私も一緒に入り、足元の方で見守ることに。

入れ替わりの時ムスメが、

「私も結構、音やばかった。あいつ大丈夫なん?」

と不吉なことを言い残していく。

台の上で完全に固まっているムスコ。

耳栓やら、ヘッドフォンやらしてもらって、機械の中へ。

私のいる場所から顔は見えないのだが、

きっと、これからすごい音が来る、という恐怖を必死に耐えてるんだろうなと思ったら、

ちょっとだけ切なかった。

20分くらい過ぎたあたりで、足の裏が動き出す。

「息を止めて―」って言われてるのにどう見ても胸が上下してる。

30分くらいで、緊急ボタンを押す。

「暑いんですけど。」

「お腹に乗ってるのが重い。」

と愚痴る。

終盤、お腹を撮影しているときは、

膝から下が完全にわなわなフルフルしていて、

今にも癇癪を起すか、泣き出すんじゃないかと私はヒヤヒヤ。

けれど、なんとか最後まで頑張って撮影してもらうことができた。

台を降りて戻ってきたムスコは汗だくで、

単に暑かったのか、

恐怖のあまり絞り出された冷や汗、脂汗なのか。

ムスコは「いや~暑かったわ~。」と言っていたけど(笑)

自分の検査が全て終わったことを確認し、解放感に浸るムスコ。

引き続きエコーのムスメに、

「ねぇね、一人で大丈夫?一緒に行く?」

と上から目線で余裕をかまし、

「いらん」

とばっさり切られていた。

ムスメの腹部エコーで、検査は終わり。

MRIを早くしてもらえたものの、

病院を出たのは夕方になっていた。

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