ちょっと平気になってきた

ムスコは、虫が苦手だ。

どういうわけか、小さい頃からダンゴムシだけ異様に好きで、

他の、特に羽があるやつ、セミとか、最も苦手だ。

幼稚園の年長の時、仲良しの年少さんたちに「ムスコくん、セミとって!!」

と、キラキラした目で頼まれて断れず、

アミでとって虫かごに入れてあげ、

その場でムスコはヒーローになったが、

幼稚園の門を出た瞬間から大泣きしていた。

昨年は、夏休みの宿題に生物の観察(2種類)があり、

一つは学校で育てていた「太郎」(ナス)だったが、

2種類目を何にするか散々迷っていた。

私の実家に帰省した際に、プランター菜園のきゅうりや瓜があったのに、

食欲に負けて全部食べてしまったし。

どうしても「虫」に行きたくないムスコは、

しまいにスーパーの野菜を手に取り、「これにする!!」

、、、いやいや、それはただの静止画にしかならんだろ。

すると今度は

「じゃあねぇねは?」

『は?』

「ねぇねの観察は?生きてるよ?」

と真面目な顔で言い、ムスメに凄い形相で睨まれた。

結局、そこかしこで盛大に泣いているセミを捕まえに行くことに。

でも一番苦手なセミ。

あのジリジリいう羽の音が最恐に怖いらしい。

分かるよー。私も苦手だもん。

私が網でとってやり、それを籠に入れるのに泣きながら30分、、。

しかし捕まえて「次郎」と名付けると、急に愛着がわき、

「オレが捕まえたんや!飼う!ママ、次郎のご飯買いに行こう!」と。

『いや、セミを飼うのは無理だよ。ご飯あげても食べないし、寿命が短いから可哀想だよ。

 観察出来たら離してあげよう。』

というと、

「じゃあ今日だけ、今日の夕方まで」

ということで納得した。

しかし観察を終えてしばらくすると、

「ママ!ママ!次郎が大変だよ!ひっくり返ってるよ!」

と半泣きでやってきた。

『やっぱり弱っちゃったね。生きてるうちに返してあげよう。』

「うん、そうする。ごめん。ごめんね、次郎。」

と、また泣きながら元いた場所に離してやった。

それからしばらくの間は、近所で亡くなっているセミを見つけるたび、

「次郎かもしれない、、、」と落ち込んでいた。

次郎観察中

そして今年。

一体何があったのか、

ムスコはこのところ「バッタ取りに行く!」「トンボ捕まえに行く!」と言って公園に行くことが増えた。

去年までのムスコの姿と重ならない。

「次郎」のおかげでちょっと平気になったのかな?

捕まえて籠に入れて、お友達や、私や、周りの知り合いのママさんたちに見てもらい、

納得すると、すぐに離しているようだ。

どんな心境の変化か知らないけど、

あのインドアな人が、虫取り網を持って汗だくで公園を走り回っているなら、

私としては非常に喜ばしい。

付き合わされている虫たちごめんね。

ありがとう。

「次郎」ありがとう。

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