結構綱渡りだった

昨年、「伊丹空港でアーミーナイフを所持した人をセキュリティ通してしまった。」

っていうニュースがあった。

それを聞いて思い出した。

20年前、初めて東アフリカへ渡航した帰り、

トランジットのデリーでセキュリティを通ろうとして盛大に音が鳴った。

何に反応した?

薄汚れたTシャツ、くたびれたジーパンにやる気のないサンダル。

当然金目の物なんか持ってない。

ベルトか?

いかついおっちゃんたちに別室に連れて行かれ、

(変な言いがかりつけられたらいやだなぁ。お金出せって言われたらどうしよう、、。)

と、若干焦った。

試着室みたいな個室に入れられ、中にはサリー姿の女性職員が。

「ポケットの中の物全部出して。」

何にもないんだけどなぁ、とポケットに手を入れて、血の気が引いた。

アーミーナイフ持ってた。

バリバリのスイスアーミー。

護身用に持ち歩いていて、往路はちゃんとバックパックに入れていたのに、

帰りボケっとしていてポケットに入れっぱなしだった。

『あ、ヤバい、、、』

多分そのまま顔に出ていたと思う。

その私の顔を見た女性職員は、

小さい声で「何のため?」

と聞いてきた。

『護身用。カバンにしまうの忘れていました。』

と答えた。

すると女性はアーミーナイフを確認してからすぐしまうよう促し、

「気をつけなさい」みたいに私に目配せしてから、優しく笑ってくれた。

そして、お固い声で「問題なし!」と言って、私を部屋から出してくれた。

その時は、『通れてよかったー』くらいに思ったが、

後からよく考えたら、結構怖いことをしたんじゃないかと思う。

あの女性職員が見逃してくれなかったら、ちょっと大変なことになっていたかもしれない。

私は英語は苦手だし、ややこしいことになってたら乗り切れなかったかも。

未だインドで服役、とか、、。

ただひたすら感謝だわ。

当時はまだ、薄汚い格好の日本人の小娘が一人うろうろしてるのが珍しかったのか、

デリーやドバイの空港や機内では、完全に子ども扱いされている感じで、

おばちゃんたちが優しかった気がする。

今はもう日本人も増えて、そんなこともないのかもしれないな。

懐かしいなぁ。

でも今思うと怖いなぁ。

ん?しかし、ナイロビの空港でもアーミーナイフは入れっぱなしだったはずだけど、引っ掛からんかったよな。

それも問題だな。

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