雨の日の一騒動

ムスメは、朝雨が降っていて、帰りに止んでいると、ほぼ100%の確率で傘を忘れる。

小学校はまだ近かったので取りに戻らせたりしていたけど、中学校はなかなかそういうわけにいかない。

置き傘をしても、置いていること自体を忘れるので意味なし。

そこで中学校に入ってからは、折り畳みの傘を毎日カバンにブッ刺して通わせている。

昨日の朝、登校時間はなかなかの土砂降りだった。

ムスメが玄関を出る際、

『傘はどうするの?』

「折りたたみあるから」

『じゃあ、ちゃんとそれを広げていくんだよ』

そんなやりとりをした。

ところが、30分ほどして学校から電話あり。

担任の先生、

「傘をささずに登校していて、ずぶ濡れです。

 本人は、傘を持っていることを忘れていたと言っています。

 学校の着替えを着るよう言いましたが、着られないと、、(潔癖で)

 冷房もかかりますし、風邪をひいてはいけないので、

 お母さん着替えを持ってきてはもらえないでしょうか?」

イラッ

何で傘さしてないねん。

『出かける直前に傘をさすよう話してたんですけどねー』

とはいえ、

先生がとても心配してくださったので、私もイラッとしつつも、

『すぐには無理ですが、できるだけ早くいきます。』

と答えた。

受話器を置いたら、沸々と怒りが込み上げてきた。

「忘れてた」→絶対ウソやし。直前に話したし。

仮に、玄関を出て、道路に出るそのわずかの時間に忘れたとしても、雨降ってりゃ、そのうち気付くやん?

みんな傘さしてるなぁ、とか、

大事に大事にしている自分の持ち物が濡れたら一大事、とか

普通気付く、ていうか気付け。

「学校の着替えが着れない」→ふざけんなって。潔癖だろうが何様や?

対外的に見ればただのわがままや。

辛いかもしれんが我慢して有り難く着るか、風邪ひく覚悟でそのままいるか、

全ては傘をささなかった自分の責任。

増して、体調悪いし用事もてんこ盛りのこの日に、わざわざムスメのケツをふきに出向くのか。

イライライラッ

そう思ったら段々腹が立ってきて、行きたくなくなってきた。

横にいた出勤前の旦那も、「行かんでいい。自分で責任とらせろ。」とご立腹だ。

とは言いつつも、旦那が、自分が持っていくようなそぶりを見せたので、

『いい、先生に電話する』

朝の忙しい時に申し訳ないが、私は意を決して受話器を取った。

担任の先生が不在だったので、伝言。

『申し訳ないがやっぱり着替えは持っていけない。

 ひとつは私の時間が厳しいため

 もう一つは、自分の責任なので自分で対処させたいので、放っておいてください』と。

電話を受けられた先生は、明らかに困惑されていたけど。

結局ムスメは何事もなかったかのように帰ってきて、びしょ濡れになったこともすでに忘れていた。

教科書なんかが濡れて波波になったりしたら、ショックでちっとは思い知るだろうと思ったのに、

カバンはお腹に抱えて覆いかぶさって歩いたからほとんど濡れなかったとか、、。

チッ。

っていうか、そんなことするくらいなら、「傘をさす」ってことを思い出せよ。

放課後先生に、お騒がせした謝罪の電話をし、なぜ持って行かないことにしたのか詳しく説明した。

・忘れたにしてもめんどくさかったにしても、自分の責任。

・障害を盾にして開き直る節があること

・学校の服が着れないのは、あくまで自分勝手な都合

・失敗したとき、どう対処するかを学ぶことも必要

などなど。

特に、最後のこと。

どんなに注意しても、この子たちは「失敗」する。

また「忘れる」

これまで、「失敗」しないようにどうすべきか、いろいろ試してみたけどあまり効果はなくて、やっぱり「失敗」はする。

だったら、いつまでも周りが助けてあげられるわけではないし、その「失敗」の対処方法を学ぶのもすごく大事なんじゃないかと思っている。

病院の先生や、カウンセラーの先生も言ってた。

「この子は痛い思いしないと失敗がどんなことか気づかないだろうね。」って。

だから、小学校の高学年くらいから、あえて「失敗」を突き放したりしている。

そんなわけで、たとえ少々風邪を引いたとしても、私(親)が用事を削ってまで着替えを持っていくのは違うと思う。

ええ、そうですとも、鬼母ですから、私。

そんな話をしたら、先生は私の気持ちをよくよく汲んでくださり、

「私は風邪を引かないかと心配で、つい電話をしてしまいましたが、

 ずっとムスメさんを見てこられたお母さんがそう言われるなら、それでいいんだと思います。

 次回からは『どうしましょうか?』と聞くことにします。」

と言ってくださった。

しかし、あれだけの潔癖で、めんどくさいからずぶ濡れって。

意味わからん。

雨だって、細菌はいっぱいいるじゃんね。

潔癖の線引きとは、本当に、本人は無意識だけど、ものすごく勝手だ。

だからその辛さを、なかなか理解してもらえない。

潔癖気味の親に育てられ、ムスメと同じく強迫性障害を抱える私でも、

その線引きが違う故、なかなか理解してやれない。

『ママは分かるよ~。』

といいつつ、消しカスだらけの机、空のハンドソープを見ると無性に腹がたつのだ。

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