ムスコの一言

前にも書いたのでくどいようだが、最近あまり体調がよくない。

できるだけお昼ごはんまでに絶対やらなきゃいけない家事や用事をして、

遅めに昼ごはんを一口口にすると、一気に血圧が下がって数時間動けなくなる。

日によって程度の差はあるが、もうこの症状も20年の付き合いだ。

ほんと、これが無ければと何度思ったか。

思ったところで、どうにもならなかったが、、

何が1番困るって、

一日の中の絶不調時間帯が、子供達の帰宅時間と重なってしまうのだ。

家に帰ると子供達は、「話を聞いてもらいたい。」「宿題を見てほしい。」

何より、子供達にとっては戦場である外の世界から帰ったのだから、

自分を解放してゆっくりもしたいし、甘えも出したい。

でも帰宅すると、ほぼ毎日、その辺の床か畳の上で母はグロッキーになっている。

転がったまま話を聞き、片付けの指示を出し、お手紙を読み、宿題を勧める。

無理に体を起こしても、頭がごわんごわんなってるから、まともに宿題を見てやることもできない。

本当に申し訳なく、情けない。

家にいるくせに、子供達に何にもしてやれない。

先日も、ムスコが帰った時座る事すらできなかった。

けどその日はピアノがあって、まだ一人で行けないムスコを連れて行ってやらなければいけない。

ギリギリまで横になっていたけど、全く回復しないまま出かける時間になってしまった。

ムスコに『そろそろ行かなきゃね』というと、ムスコは数分で準備をした。

私はというと、壁に寄りかかって起き上がり、壁伝いに歩きながらなんとか準備をしたが、

ムスコは「おれもう出れるよ」と、少し不満そうに玄関で待っていた。

家を出ても、いつもなら、手を繋ぐか、横並びで、おしゃべりをしながら歩く。

でもその日は、ムスコが普通に歩く速度について行くこともできなかった。

ムスコは、先に進んでは振り返り、何か言いたそうな顔で立ち止まり、私が追いつくと、またさっさと歩き出した。

『あぁ、「遅くなる、ママ早くしてよ。」とか思ってるんやろうな。』

なんて思ってちょっと悲しかった。

ピアノのビルの下に到着し、

『じゃあ、今日はここでばいばいね。行ってらっしゃい。』

というと、ムスコは

「うん、行ってきます。」

一呼吸おいて

「ママ、気をつけて帰りよ。」

と言ってくれた。

嬉しかった。

私がフラフラでついてこれないの、ちゃんと分かってくれてたんや。

不満だったわけでなく、心配してくれてたんや。

家に帰るまでのたったの数分で、私は暑くてじゃなく、へんな油汗を大量にかいていたが、

ムスコの一言のおかげで、気分は少し持ち直せた。

お迎えに行って帰りには

「ママさっきよりちゃんと歩けるね!」

『ママ、あなたが「気をつけて」って言ってくれて嬉しかったよ。』

「だって、ママフラフラやったやん。」

『うん、最近どうもあかんくてな。いつも帰ってくるとき相手できんくて悪いと思ってる。ごめんな。嫌やろ?いっつもママ寝とって。』

「なんで?全然やで。ママは病気なんやから。」

と、いつも通り、手を繋いでおしゃべりしながら帰ることができた。

いつもこんな母を受け入れてくれる子供達には感謝しているけど、改めて、有り難い気持ちでいっぱいだった。

↓ランキングに参加しています。もしよかったらポチッと押していただけると有り難いです。

にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ
にほんブログ村

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

三者面談

次の記事

やってしまった