ムスメの努力

学校が始まり、いよいよ今日から給食も始まる。

数か月ぶりに、一人のお昼ごはんだ。

休校の間も、起きる時間寝る時間等、生活基盤は基本変えなかったつもりだが、

やっぱり始まってみると忙しいもんだな。

学校が再開したのは、不安もありつつも、本当に有り難い。

でも、数多くの行事が中止になったり、変更になったりしているのが残念で仕方ない。

ムスメは今年、中二恒例「トライアルウィーク」の予定だった。

一週間決まった職場で職場体験をさせていただくという、とても貴重な活動だ。

体育大会、文化祭、音楽祭。

本来なら小学校は今頃、4年生の野外活動、5年生の自然学校、6年生の修学旅行、と大忙しの時期だ。

ムスメが4年生の時も、6月の頭に1泊2日の野外活動があった。

準備期間、毎日持っていかなければならない「健康チェック表」を度々忘れ、

ある時から自室のドアにこんな張り紙をしていた。

忘れないように、自分で考えたんだな、これはすごい進歩だ!!

と、私は嬉しくて、その日ムスメに『これいいじゃん!』と褒めた。

そして当日の朝、

「よし!準備OK!!」

と玄関に向かうが、お弁当と水筒置き去り、、、

慌てて持たせて見送って部屋に戻ると、テーブルのど真ん中に「健康チェック表」がしおりごと放置されていた、、、

そのときはもう、、ドアの張り紙を見ながらがっくり、、

『頼むよムスメ、どれも必須度高いじゃん、、』

とうなだれるしかなかった。

翌年の自然学校。

ほぼ家着の父親が、出発前滑り込みで「しおり」と「健康チェック表」を持って現れ、

帰宅した翌日しこたま叱られるという、負の記憶がちゃんと残っていたらしい。

忘れ物をしないよう、最大限に注意をしていた。

当日の朝は、弁当も水筒もしおりもチェック表もきちんとしまい、

「今年は頑張れた!」

と満足げに、安心して家を出る時間を待っていた。

しかし出発直前、大量の鼻血。

もともとしょっちゅう鼻血が出る人なので、止め方はお手の物なのに、

忘れまいと頭を使いすぎたのか、この日に限って全然止まらない。

登校班に先に出てもらい、ぎりぎりまで頑張ったが止まらず、学校に電話していつ行けるか分からないと連絡。

するとムスメは、鼻を押さえたままボロボロ泣き出し、

「今年は頑張ったのに。忘れ物もしない、遅れない、全部ちゃんとできてたのに。」

そしてついに、

「もう行きたくない」と。

あんなに楽しみにしていたのに。

結局完璧には止まらないまま。

ムスメの努力をねぎらい、せっかく頑張ったんだから行こう!と何度も説得し、

鼻を押さえたまま学校に向かうと、ちょうど出発式が終わってみんなが移動するところだった。

担任の先生が心配そうに走ってこられ、

日頃泣くことなどないムスメが、泣きはらした目をしていることにちゃんと気付いてくださり、

「大丈夫や!みんなと一緒に行けるで!」

と、ムスメをみんなのところに連れて行ってくださった。

4年生の時のことも、5年生の時のことも、今となっては笑い話のいい思い出だ。

さんざんバタバタしたけど、行けたのだから。

今年いろんなことが中止になってしまった子供達。

たくさん学べることがあっただろうに、本当に気の毒だ。

けど、「行けなかった、できなかった」こともいつかは思い出になり、「行けなかった、できなかった」ことにより学べることもきっとたくさんあるはず。

我が子にも、前向きに、今の不自由をしっかり学んでほしいなと思う。

いつかきっと、役に立つときがくるから。

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